不動産のSEO【クリック率をあげるリッチスニペットの構造化】

こんにちは。
自分のサービスや商品に対しての
・ネガティブな発言
・売れない理由
・買わない理由
などを耳にすると、どうしても耳を塞ぎたくなってしまいます。
愛情を注いできたサービスや商品です。よくわかります。
ある経営コンサルタントさんはこう語ります。
「売れない理由の中には、売れるヒントが隠されている」
「売れない理由」=「買わない理由」
「買わない理由を改善すれば、買う理由に変わる」
普通の経営者は、「ネガティブな事は聞きたくないけれど、でも何とかしなければ。」
こんな思考の方が多いのだそうです。
味噌汁の「買わない理由」を「買う理由」に変えた「MISO POTA KYOTO」さん。
メディアでも拝見しましたが、味噌汁とスープを融合させたのは「買わない理由」を改善したからだそう。
最近ではUber Eatsでも注文ができ、実店舗、オンライン店舗、提携店舗などでも購入できます。
「買わない理由を改善して、買う理由に変える」
社長みずから行動して売れない理由に立ち向かっていったのです。
「渋谷区」「マンション」で検索してみる
リッチスニペットとは、検索エンジンの検索結果に通常表示される情報にプラスして表示される付加情報の事です。
検索表示画面では、さまざまなリッチスニペットを目にすることが多いと思います。
例えば・・・・・・。
・レシピサイトなどでは「写真、動画」
・不動産サイトなどでは「パンくずリスト」「価格帯」「金額」「評価」「カテゴリ別」
・じゃらん(イベント情報)などでは「イベント名」「エリア」「開催日」
ここでは、「渋谷区」「マンション」と検索をしてみます。
一般的な検索結果には、タイトル、URL、descriptionなどが表示されますが、商品、人物、会社概要、レストランなどの紹介ページでは、価格、評価、口コミ、様々な情報を追加で表示させる事ができます。


リッチスニペットに構造化データを追加してみる
リッチスニペットを表示させるには、構造化データを追加をする必要があります。
特に別段の記載がなければ、Google 検索では以下の形式の構造化データを使用できます。
・JSON-LD
・microdata
・RDFA
Googleのガイドでは構造化データの設定方法について紹介しています。
【お問い合わせページにスニペットを表示させたい場合】
URL、会社名、連絡先などを表示させる事ができます。
たとえば、Unlimited Ball Bearings Corporation のお問い合わせページに、下記の JSON-LD 構造化データのスニペットを入れて、連絡先情報を表すことができます。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"url": "http://www.example.com",
"name": "Unlimited Ball Bearings Corp.",
"contactPoint": {
"@type": "ContactPoint",
"telephone": "+1-401-555-1212",
"contactType": "Customer service"
}
}
</script>
Google のガイドページより
【画像を表示させたい場合】
画像に加えて評価なども入れられます。
Google 検索では、構造化データを利用して検索結果の特別な機能や拡張機能を有効にします。たとえば、以下のようにレシピページに有効な構造化データを含めると、検索結果が画像付きで表示されます。
{
"@context": "https://schema.org/",
"@type": "Recipe",
"name": "Grandma's Holiday Apple Pie",
"author": "Elaine Smith",
"image": "http://images.edge-generalmills.com/56459281-6fe6-4d9d-984f-385c9488d824.jpg",
"description": "A classic apple pie.",
"aggregateRating": {
"@type": "AggregateRating",
"ratingValue": "4",
"reviewCount": "276",
"bestRating": "5",
"worstRating": "1"
},
"prepTime": "PT30M",
"totalTime": "PT1H",
"recipeYield": "8",
"nutrition": {
"@type": "NutritionInformation",
"servingSize": "1 medium slice",
"calories": "230 calories",
"fatContent": "1 g",
"carbohydrateContent": "43 g",
},
"recipeIngredient": [
"1 box refrigerated pie crusts, softened as directed on box",
"6 cups thinly sliced, peeled apples (6 medium)",
"..."
],
"recipeInstructions": [
"1...",
"2..."
]
}
Googleのガイドページより
構造化データの設定はある程度の知識が必要になりますので、手間をかけずにややりたいという場合には、GoogleのSearch Consoleの「構造化データマークアップ支援ツール」で対応するのがいいと思います。
写真、動画、パンくずリスト、会社情報、評価、価格、イベント、窓検索などのリッチスニペットは、「飲食店」「不動産」「エンターテイメント」「転職」関係などのWebサイトでは必須になってきていますので、今のうちに対応しておきましょう。
ワードプレスの検索プラグイン:おまけです
あなたのWebサイトで多くの画像を取り扱っているならば、画像検索ができるプラグインや、検索ワードをハイライトする事で、ユーザーが探している情報を見つけやすくするプラグインなどもあります。
【キーワードでメデイアや画像を検索する事ができるプラグイン】
【検索キーワードをハイライトしてくれるプラグイン】
構造化データを追加するプラグインです
構造化データを追加するプラグインなどもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。