不動産のSEO【マーケティングとターゲット】

こんにちは。
「出来るだけお金をかけずに簡単にターゲットのニーズをつかみたい。」
「会社や商品の強みをもっとも発揮できるターゲット選定をしたい。」
予算に余裕のある企業ならば、マーケティングにもお金時間もかけられますし、様々なターゲットに合わせて商品を開発することができます。
しかしほとんどの場合は、最低限の予算が組まれ、予算内でやっていくことになると思います。
そこで今日は難しいマーケティング用語は使わずに、簡単なツールを使ってターゲット選定をする方法についてお伝えしていきます。
目次
検索ツールを使ってリサーチする【ターゲットリサーチ】
「マーケティング」
「ターゲットリサーチ」
こういったことは、最初にやっておいた方が、やはり効率がいいです。
インターネットを使って無料で簡単にターゲットのニーズを調べるには、サジェストが手取り早いです。サジェストとはGoogleやyahooなどの検索ボックスにキーワードを入れたときに出てくるキーワードの候補のことです。
では、サジェストに「不動産」「賃貸」と打つとどんなキーワードが出てくるのか見ていきます。
【Googleの検索画面(サジェスト)】

【Yahoo!の検索画面(サジェスト)】

そして、サジェストに「不動産 賃貸」のキーワードを入力して、GoogleとYahoo!でかぶっているキーワードをピックアップします。このキーワードはよく検索されるキーワードということになります。
↓ ↓
「不動産 賃貸 仲介手数料」
「不動産 賃貸 審査」
「不動産 賃貸 おすすめ」
「不動産 賃貸 求人」
「不動産 賃貸 ランキング」
(5つの複数キーワードがかぶっています。)
サジェストから読み取れる仮説をたてる
ピックアップしたキーワードから読み取れることは
・仲介手数料の相場などを知りたいと思っている
・審査について不安があり審査の方法などを知りたいと思っている
・不動産賃貸の求人情報を知りたいと思っている
こんな仮説がたてられます。
つぎに、ここでは「不動産 賃貸 審査」というキーワードに注目してみます。
もう一度サジェストを見てみると次のキーワードは
・審査の期間はどれくらいなのか?落ちることはあるのか?
・審査後に受かった後にキャンセルをできるのか?
などの悩みや疑問があり、検索をしていることがわかります。
↓ ↓

さらに、この「不動産 賃貸 審査」のサジェストから検索結果の1位〜10位をみてみましょう。
Googleは検索ユーザーより支持を得ているコンテンツを上位に表示するようにしているので、上位表示されているコンテンツを見ると一部を除いては検索ユーザーが何を求めているのか、Googleがどのような記事を上位に表示しているのかが分かってきます。(キーワードやコンテンツが不自然な場合、スパムであることもあります)
Google検索の上位をみる【それがユーザーのニーズ】
【Googleで 不動産 賃貸 審査 の検索結果】TOP 10
2位:賃貸契約の入居審査、通る人・落ちる人の違いとポイントは?
3位:賃貸契約で必ず行われる入居審査って何? 部屋探しの4つのポイント
4位:賃貸物件の入居審査で落ちる人ってどんな人?基準や審査方法とは
5位:賃貸契約の入居審査を通過する5つのコツと落ちる人の特徴!
6位:賃貸契約の審査はどのくらいかかる? 年間6万7000件契約している不動産会社に聞いた!
7位:入居審査ってなんだろう
8位:賃貸契約の入居審査でチェックされる内容とは?通過するために押さえておきたいポイント
9位:アパートを借りるときの入居審査は厳しいのか
10位:年収が低いけど借りたい!賃貸の入居審査基準と通過への具体策
ここまで検索上位のサイトを見ていくと、どんな悩みや疑問を解決するためのコンテンツを置いているのかがわかってきます。
サジェストからでも、ターゲットのニーズを洗い出していけます。
こういった悩みや疑問がある人に、悩みや疑問を解決するコンテンツを作ってあげればいいのです。
無料でもいろいろなリサーチ方法を試してみる
リサーチ方法はいろいろありますが「Googleのトレンド」では検索需要がどのように推移しているのか確認できますし、今トレンドになっているキーワードを調べることができます。
「Yahoo!リアルタイム検索」ではTwitterやFacebookのコメントなども検索できます。Twitterにログインしなくても検索できるので素早く情報をキャッチできます。
ここからは少しマーケティングの話です

ここまでは、ターゲットのニーズを洗いだす作業をして、ターゲットに合わせたキーワードでコンテンツを作るということでしたが、、、
ここからは、少しマーケティングの話になります。
例えば、マンションや住宅の販売会社などが、ターゲット選定する場合。
年齢を軸にターゲットを分類するとします。この時、年齢だけで分類してしまうと実際には家族構成や生活スタイルも異なるので、ニーズや要望が捉えきれていません。もう少し細分化が必要になります。
分類する軸は商品によっても異なってきますが類する軸を「年齢」と「既婚・独身」に設定すると想定されるニーズにあったターゲットの分類ができます。
タイプ(年齢と独身・既婚) | 想定ニーズ |
独身(所得が高い) | 一人暮らし用。都心で利便性の高い物件 |
ファミリー(子供小さい) | 幼い子供が遊べるスペースなど(環境など) |
ファミリー(子供大きい) | 子供に個室を持たせたい(部屋数など) |
独身(20代〜30代くらい) | 今は、住宅の購入予定はない |
ターゲットに合わせて、コンテンツを作ったり、商品に合わせて、ターゲットを設定したり、その商品やサービスによって強みが発揮できるターゲットの選定をしておくことで、ターゲットの設定がブレずに、コンテンツの方向性を見失わずにすむのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。