Webサイト制作後に必要な無料分析ツール5つ

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「Webサイト制作後に必要なツールをご存知ですか?」Webサイトを作ればそれでいいんじゃないの?どのように運用していけばいいの?そんな気になるWebサイト制作後に「必要なツール」と「なぜ必要なのか」解説します。

この記事でわかること
◆Webサイトの分析に必要な無料ツール

◆Webサイト制作後の運用ポイント

◆Webサイトの目標設定の重要性

既に設定しているツールなどもあると思いますが、うまく回せていないということがあるかもしれません。ここでは、分析のために必要な無料ツールをご紹介します。最初は無料ツールで、必要に応じて有料ツールを利用することで、ツール選びの失敗を防げると思います。

Webサイト制作後、そのままにしていませんか?

Webサイトを作った後のアクセス解析やABテストなど、改善をするためのツールも身近になってきました。数値で判断することができるため、PDCAを回すために、ツールの活用などはできていますか?

よくわからないという方にも、設置しておくべき無料分析ツールを5つご紹介します。

Googleタグマネージャー

GoogleタグマネージャーはGoogleが提供する無料で使えるツールです。Googleアナリティクスなど他のツールとの親和性が高く複数のツールを一元管理することができます。

<使うメリット>

  • 複数のツールを一元管理できる
  • 他のツールとの親和性が高い
  • リターゲティングタグを設定できる

●設置手順

1.Googleタグマネージャーのアカウントを作成します。

(Googleのアカウントがない方は、Googleのアカウントを先に作成)

2.タグが表示されたら、webサイトにコピーしたタグを設置します。

<head>内のなるべく上の方と、<body>の直後に、コードをコピーして貼り付けます。

3.編集の更新ボタンをクリックして更新します。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。会員、非会員などの独自の項目をカスタムできるので慣れてきたら、分析したい数値を設定していきましょう。

<使うメリット>

  • アクセス解析のデータを取得できる
  • 一定のデータの分析ができる
  • 他のツールとも連携させやすい

●設置手順

1.Googleアナリティクスのアカウントを作成します。

(ユニバーサルアナリティクス、アナリテイクス4のどちらか、または両方を作成できます)

2.アカウントの作成できたら、トラッキングIDを取得します。

3.Googleタグマネージャーにログインし、「新しいタグ」をクリックします。

4.タグの設定をします。タグのタイプを選ぶと、Googleアナリティクス設定から変数を選び設定します。

5.新しい変数から、変数の設定でGoogleアナリティクスのトラッキングIDを貼り付け、保存します。

6.トリガーの設定をします。トリガーをクリックし、デフォルトのAll pagesを選択して保存します。

7.公開ボタンをクリックし、バージョン名、バージョンの説明を入力し、公開ボタンをクリックします。

(どんな設定をしたのかわかりやすい名前を入力しましょう)

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、アクセス解析ツールです。Webサイトの問題を発見したり、検索キーワードを把握するためにWebサイトの運用において必須といえるでしょう。

<使うメリット>

  • Webサイトの問題を発見できる
  • 検索キーワードを把握できる
  • Googleアナリティクスと連携できる

●設置手順

1.Googleサーチコンソールの設定をします。ドメインまたはURLプレフィックスで設定をします。

(一つのドメインで複数サイト運用はドメインで、複数のURL運用はURLプレフィックスで設定します)

2.URLプレフィックスから、URLを入力し、続行をクリックします。

3.Webサイトの所有権の確認ができたら完了です。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Google広告を運用するためのツールです。キーワード選定やキーワードボリュームの確認、広告出稿に役立ちます。キーワードを入力することで、検索ボリューム、キーワード難易度、広告単価などの確認ができます。

<使うメリット>

  • 検索需要を把握したキーワード選定ができる
  • キーワードの難易度を知ることができる
  • 広告の運用ができる

●ログイン手順

Googleキーワードプランナーより、グーグルアカウントでログインします

(スマートモードとエキスパートモードがあり、切り替えることができます)

ヒートマップツールHot jar

Hot jarは、無料で使えるヒートマップツールです。専門知識がなくてもユーザーの動きが色でわかるのでWebサイトの改善に役立ちます。トライアル後もベーシックプランなら無料で使うことができます。

<使うメリット>

  • ページ内でクリックされている場所がわかる
  • ページ内のマウスの動きがわかる
  • どこまでスクロールされたのかわかる

●設定手順

1.Hot jarのアカウントを作成します。

2.無料で始めるをクリックし、サインインのページから、メールアドレス、パスワードを入力します。

3.利用規約に同意し、NEXTをクリックします。

4.会社名、人数、職種などのアンケートに回答したらサイトURLを入力し、contiuneをクリックしたら完了です。

5.タグマネージャーにHot jarのタグの設置します。タグマネージャーを開いて新しいタグをクリックします。

6.タグの設定からタグのタイプ「HotJar Tracking Code」を選択し、HotJarのサイトIDを入力します。

(サイトIDは7桁の数字です。HotJarの登録画面からコピーできます)

7.トリガーの設定をします。トリガーをクリックし、デフォルトのAll pagesを選択して保存します。

8.公開ボタンをクリックし、バージョン名、バージョンの説明を入力し、公開ボタンをクリックします。

Webサイトの運用ポイント

Webサイト制作後にツールを利用して運用をするメリットは、どのような点にあるのでしょうか。

・無料で導入できるツールが多い
[メリット]→(無料で試してからアップグレードや有料ツールを使用することができる)

・課題ごとに分析し改善できる

[メリット]→(アクセス数が少ない、検索からの流入が少ないなど、課題ごとの数値を基に分析改善ができる)

・目標ごとに数値の解析と改善できる

[メリット]→(まずは目標の数値を明確にし、数値に近づけるための施策をとることができる)


アクセス解析のデータを見る機会が多くなっています。 サーチコンソールやGoogleアナリティクスのデータの共有によってブログやWebサイトの修正やリライトを行うことができます。 ←少しの修正のみで成果が上がりやすいリライトや記事を書き直さずに、誘導して成約に繋げた方がよい場合もありますが、これらは数値によって判断されます。(Webサイトの運用方針などともあわせて効果的な運用を行ってください)

Webサイト制作後にもPDCAを回していかなければならず、そのためには「ツールの設置→設定→分析→改善」をする必要があります。


▼ツール活用の流れ

  1. まずはツールのアカウントを作成し、使うための基本設定をする
  2. 基本設定のみで確認できるデータから分析を行う(検索キーワードの順位を上げたい場合等
  3. 慣れてきたら必要な分析をするための設定をする(目標達成に近づけたい場合等
  4. データ分析を行い、改善につなげる

Webサイトの目標設定

Webサイト制作後の課題の改善のほかにも、目標の数値を決めることで目標達成に近づけるための施策をとることができます。Webサイトは数値で判断できることが多いからです。アクセス数を増やしたい、問い合わせ数を増やしたいなど、Web上の目標を設定し、目標達成を目指してください。


▼目標設定の例

まずは目標を決める目標は数字を入れるのがポイント
見られたページのアクセス数を増やしたいページビュー数を2倍にしたい
問い合わせ数を増やしたい問い合わせ数を3件から10件に増やしたい
資料請求数を上げたい資料請求数を30%上げたい
成約率(CVR)を上げたい成約率(CVR)を10%上げたい

ブログやWebサイトの運用でお困りではありませんか。

ツールのデータを共有していただくことで、すぐにできる改善点がみつかることがあります。コンテンツ、ブログの作成だけでなく、改善やリライトなどのサポートもいたします。

「解析ツールをみてもよくわからない」「どう改善すればよいのか?改善点ってどこだろう…」などなど、疑問や悩みが多いと思います。まずは、お気軽にご相談ください。


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