不動産会社のWebサイト改善の考え方について
「ホームページからの問い合わせが増えない」「ブログを更新しているのに検索順位が上がらない…」
コツコツと情報発信をしているのに、なかなか順位が上がらない。こんなときにはどうすればよいのでしょうか? そんなときに簡単にできるWebサイト改善の7つのチェックポイント をご紹介します。
目次
サイトの順位が向上する?7つのチェックポイントとは?
ホームページやブログからの問い合わせが増えると嬉しいですよね。Webサイトやブログを改善するときの、基本的なチェックポイントをご紹介します。
- 見出しタグを記述していない
- 見出しに記号を入れている
- ディスクリプションを記述していない
- キーワード調査をしていない
- noindexタグを設定していない
- nofollowタグを設定していない
- Canonicalタグを追加していない
見出しタグを記述していない
見出しのない、単なる段落のみの文章は読みにくいと思いませんか?同じように検索エンジンにも見出しであること伝えるのにH要素を使います。
見出しタグは、見た目の見出しとは異なり見えない部分に記述されています。
- 大見出し→H1
- 中見出し→H2
- 小見出し→H3
といった具合です。H1は1ページに一つのみ記述し、その下にH2やH3と続きます。H1のテキストはページごとにユニーク化します。見出しタグを記述していないとSEO対策としては不利になってしまうので、 ブログの順位が上がりにくい場合には、見出しタグが記述されていないことが多いです。 ←表示されているページだけをみてもわかりません。Webサイトを制作した制作会社さんによって違ってきます。
見出しに記号やマークを入れている
見出しは読みやすい方がユーザー視点といえます。とはいえ、見出しのテキスト書き出し部分に記号やマークなどを入れるのはNGです。(段落に入れるのはOK)検索エンジンは見出しを重要視しているため、見出しの内容を読み取っていて、記号やマークを入れても理解ができません。id属性などでで見出し周りを整えて、テキストを記述しましょう。
ディスクリプションを最適化していない
ディスクリプションは記述をしなくても、Googleが自動で生成してくれます。記述しない方が順位が上がることがよくあります。すでに上位に表示されているのにクリック率が悪い場合には、タイトルやディスクリプションを修正することで、クリック率を上げることができます。上位に表示されているのにもかかわらずクリックされないのは、検索需要がないか、読みたいと思われないかどちらかの可能性が高いので、いずれにしてもタイトルやディスクリプションを修正する必要があります。
※ディスクリプションはページの要約です。検索エンジンが説明文の内容を加筆修正したものが表示されます。
キーワードを調査していない
キーワードの調査をする上で役立つのは、競合調査です。競合サイトのSEO対策が弱ければ、最低限の対策ですみます。競合サイトがしっかりと対策を講じている場合には、自社も同様の対策を講じる必要があります。個別ページのコンテンツの網羅性、Webサイト全体のコンテンツの網羅性、その他のSEO対策の状況、SNSの運用状況などを比較します。また、フレッシュアルゴリズムによって、コンテンツの新鮮さが重要視されるので、定期的にページの更新をすることが大切です。
☑︎会員限定記事はこちら →noindexタグを設定していない
noindex(ノーインデックス)タグとは、特定のページを検索エンジンから非表示にすることです。不動産会社は物件情報を掲載するので検索条件によって多くのページが生成されるため「noindex」のページ設定が必須です。査定の入力ページや一覧ページなどにも設定することがあります。
nofollowタグを設定していない
nofollow(ノーフォロー)タグとは、リンク先をクロールしないようにGoogleに指示をするための設定です。プレリリースからのリンクや広告の多いサイトからのリンクはnofollowリンクにすることが多いです。ペナルティを受けそうなサイトからのリンクはnofollowを使用します。
Canonicalタグを追加していない
Canonical(カノニカル)タグとは、サイト内でコンテンツが重複している、似ているページがある場合に、評価して欲しいページを検索エンジンに示すために使用するタグです。ブログなどの記事は多くなるので一覧ページや続きページなどに設定することが多いです。
まとめ
ここまででサイトの順位が向上するチェックポイントについて紹介してきました。不動産会社のWebサイトやブログをどのように運用していけばよいのか、少しでもご参考にしていただければ幸いです。どのリンクにどんなタグの設定が必要になるのかなどは別のブログで解説していきたいと思います。
初心者向けのGA4チェック項目、Googleサーチコンソールチェック項目の記事もチェックしておいてください。