Webサイト改善の方法が見つかる5つの分析のポイント【改善事例も解説!】

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よくあるWebサイトの3つの悩み、あなたはどれを解決したいですか。

「サイトの表示速度の評価が低い」「直帰率が高い」「問い合わせや購入につながらない」

どれも多いお悩みなのですが、直帰率が高ければ問い合わせにはつながりにくく、サイトの表示速度に問題があれば直帰率が高くなるので、すべては繋がっているかもしれません。

また、Webサイトの目的をしっかりと考える事ができると、目的や役割に合わせてコンテンツの内容を最適化させたり、流入経路に合わせてWebサイトの構成を最適化することもできます。

▼Webサイトの目的の例

  • Webサイトが営業の役割を担っている
  • Webサイトがリアルの営業につなぐ役割を担っている
  • Webサイトが営業の後押しをする役割を担っている

 実際にはWebだけで考えずに、セールスファネルを作り、購入や問い合わせに至るまでに必要なコンテンツを用意するのが効果的です。 セールスファネルについては別の記事にまとめていますので、ぜひご参考にしてください。

今日は、Webサイトの改善の方法と5つの分析のポイントについてご紹介します。

Webサイト分析のポイント
  • どう改善したいのか課題を洗い出す(目的と課題)
  • 客観的なマイナス要因を減らす(マイナス要因の評価・分析)
  • 客観的なプラス要因を増やす(プラス要因の評価・分析)
  • コンテンツファネル、セールスファネルを設計する(目的別の対策)
  • 最終的には効率良く改善する(総合的な判断)

Webサイト分析の5つのポイント

Webサイトの改善のポイントをご紹介する前に、 「客観的な視点」を持って判断することが重要 であるということをお伝えしておきます。

たとえば『キーワードで検索した人が、ニーズを満たす内容になっているか?』『SNSや他のサイトから流入しているときに、なぜ訪問したのかそのニーズを満たす内容になっているか?』などを客観的に考えられるかということです。

このような視点から客観視することができると、Googleからの評価も高まり検索順位も上昇していきます。では、Webサイトの分析のポイントや事例、分析ツールについて解説していきます。

『Webサイトの分析ポイント』

  1. どう改善したいのか課題を洗い出す(目的と課題)
  2. 客観的なマイナス要因を減らす(マイナス要因の評価・分析)
  3. 客観的なプラス要因を増やす(プラス要因の評価・分析)
  4. コンテンツファネル、セールスファネルを設計する(目的別の対策)
  5. 最終的には効率良く改善する(総合的な判断)

どう改善したいのか課題を洗い出す

どう改善したいのかが明確になっていない場合、改善する上でのポイントも見えてこないです。コンバージョン率、新規の訪問者数、問い合わせ件数、TOPページからの直帰率などの具体的な数値を明確な目標として設定することも大事ですが、最初にできるだけ課題を洗い出しておくことをオススメします。

一般的なWebサイトの課題としては「アクセスアップ」「キーワード順位の向上」「申し込み問い合わせ数の増加」「集客人数の増加」などがあげられますが、実際にはもう少し細かく考えておく必要があります。

たとえば、アクセスアップをするために、必要なページは足りているのか、ブランディングを打ち出す必要はないか、キーワード検索以外の流入経路がもっとあるのではないかなどの現状を把握したり問題点を探っていきます。

【オンラインからの顧客を獲得できる仕組みができていない場合】

オンラインから顧客を獲得できる仕組みができていない場合には、まずはその仕組みを作ることから始めましょう。その際には、不利になっている箇所を修正しておくことでスムーズに進めることができます。 ※詳しくは後述の「客観的なマイナス要因を減らす」をご参照ください。 


【オンラインからの顧客を獲得できる仕組みができている場合】

仕組みができている場合の課題としては、オンラインからの集客はできているのに、フォローができていない、流入ごとの対応がスムーズにいかないということが多いです。またはその逆で、オンラインからの問い合わせの手段が限られているため、複数の手段の検討が必要であるなどです。

客観的なマイナス要因を減らす

もし、Webサイトが思うように改善されないのなら、「Webサイト改善調査」はもっとも最適な方法です。

「予算をかけて対策を講じているのに上手くいかないのはなぜか?」と不思議に思ったことはありませんか?それは改善方法に問題があるのではなく、マイナス部分に目を向けていないからです。

なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、プロは客観的なマイナス要因を事前に減らしておくことで効率良く改善することを考えます。

たとえば、ページの読み込み速度は離脱率と相関があることが多いです。1秒遅くなるだけで、16%の顧客満足度が下がり、1秒早くなるだけで11%のコンバージョン率が向上するといわれています。 読み込み時間が長く離脱率が高いページは、「ページを分割する」「内容を見直す」などの検討や、Webサイト全体に影響を及ぼしている速度のマイナス要因の改善を行います。 

『Webサイト改善調査』では、Webサイト全体に及ぼしているマイナス要因を明らかにしていきます。

状態にもよりますが、数時間〜数週間程度で改善するケースが多いです。時間とコスト削減のためにもWebサイト改善調査をオススメしています。

客観的なプラス要因を増やす

マイナス要因を取り除くことができたら、プラス要因を増やしていきます。たとえば、重要なキーワードや問い合わせにつながる情報は複数の視点から用意されているか、問い合わせにつながる記事やページを把握しているのであれば、そのページへの導線を強化する、どのページを読んだ後に問い合わせや購入につながっているのか、このあたりのプラスの要因を増やしておくようにします。

コンテンツファネル、セールスファネルを設計する

客観的なマイナス要因とプラス要因を増やす作業は、どの業種でも一定の作業が求められますが、ファネル設計は、サービスや業種、Webサイトごとに異なります。

コンテンツファネルでは、訪問ページ、回遊ページ、フォーム、コンバージョンページなどのWebページの設計を行い、セールスファネルでは、営業活動を改善するために顧客の種類ごとに設計します。

最終的には効率良く改善する

上記「課題の洗い出し、客観的なマイナス要因とプラス要因、ファネルの設計」を行いながら、トップページからの集客戦略と、下層ページからの集客戦略の違いにも目を向けておくとよいでしょう。トップページのみからの集客戦略をとっている場合には、下層ページからの集客戦略へ切り替えるケースが増えています。

どちらの戦略をとる場合でも、業種やサービスごとにSEOキーワードを絡めた最適なコンテンツを組み立てておく必要があります。

簡単に改善できる3つの事例

実際、どこから始めればいいのか判断がつかないということが多いのではないでしょうか。BtoBサイト、BtoCサイト、スマホサイト、ECサイト、コーポレートサイト、メディアサイト、サポートサイトなど、さまざまですが、ただ一ついえるのは、問題があることに気づかなければ回り道をするということです。

Webサイトにとって重要な部分のみに特化して改善できるケースもありますので、その事例をご紹介します。

①表示速度のチェック+原因を除去

表示速度のチェックを行った結果、明らかにWebサイトへの影響が大きいと判断される場合には、マイナス部分の除去を重点的に行います。

たとえば読み込み時間を少なくするためにスクロールして画面に入る直前に読み込む、遅延読み込みを実装することで時間の短縮とCPUの使用率を削減することができます。他にも画像自体の軽量化やサイズダウンをしたり、webpという画像形式によって画質を担保したまま軽量化をするなどの対策をとることもあります。

Webサイトの改修を繰り返している場合などでは、 CSSやJavaScriptの肥大化によりパフォーマンスに悪影響を与えているケースが多く見られるため、これらのパフォーマンスの改善を行います。 

サーバーの品質が極端に悪い場合には、サーバーの移行を検討することもあります。

②集客力のある記事を増やす+フォームを改善

「どんな検索から流入しているのか?」「どの記事がたくさん読まれているのか?」「問い合わせをする前に読んだページはどのページか?」などを確認したうえで記事を増やしていきます。システム上可能な限り入力フォームや入力フォーム周りの改善を行います。

入力フォームからの離脱の対策として、入力項目の見直しを行いますが、入力項目を少なくする、郵便番号からの自動入力などで入力のストレスを少なくします。

●悪い例

商品のお問い合わせで:名前・住所・生年月日・件名・本文・電話番号・メールアドレス・職業・性別


●良い例

商品のお問い合わせで :名前・本文・メール

③Webサイトの構成の見直し+トップページにSEO対策

Webサイト全体の流れ(シナリオ)をチェックし、コンテンツの並び順やボタンの位置、写真のテイスト、キャッチコピーなどを見直します。コンテンツファネル設計では、はじめにどのページを見て、次に欲する情報は何かを想定していきます。

すぐに改善した方がよい事例

最近は少なくなりましたが、すぐに改善した方がよいWebサイトの事例をあげておきます。

  • 非レスポンシブ対応でデバイスごとに最適化されていない
  • テキストではなく、ほぼ画像だけで構築されている
  • デザインがあまりにも古く離脱されている
  • フォントファイルのサイズが数MB(メガバイト)になっている
  • 必要なページが存在していない
  • タイトルやdescriptionが全ページ同じになっている

検索エンジンの評価が上がりにくい、検索結果に表示されない場合には、この機会にWebサイトの運用についてじっくりと考えておきましょう。

業種別の改善事例

実際には業種やサービスごとに、外してはいけないポイントがあります。やりとりをしながら悩みを聞いたり、行き詰まっている状況から簡単に改善した事例などを取り上げて解説します。

不動産会社の改善事例

地名+不動産関連のキーワードで検索順位が
上がりません。

他の業界に比べると不動産業界でのキーワード難易度は上がっています。まずは順位を改善したいキーワードを明確にし、キーワードの特性に合わせて最適化していきます。ブログなどの下層ページから順位を上げる場合と、トップページなどから順位を上げる場合とがあります。コンテンツの追加や修正を行うことで、Webサイトの価値を高めることができます。

注文住宅メインの建設会社や工務店の改善事例

Webサイトには施工事例を増やしているのに
アクセスが増えません。

注文住宅とリフォーム業、不動産仲介業などの複数の業務を行っている場合には、トップページのtitleタグに充分なキーワードを入れられなくなることがあります。必要なキーワードが入れられないので、トップページ内や下層ページ内でどのようにカバーするかを設計します。

単に施工事例を増やすだけではなく、検索からのアクセス、SNSからのアクセスなど複数の流入導線を踏まえたコンテンツを用意することで、相乗効果が生まれます。

リフォーム会社の改善事例

無料相談会やセミナーからの集客をメイン
にしていますが、問い合わせが増えません。

リフォーム会社では「無料相談会」「セミナー」「資料請求」などのアクションを促すアクションキーワードを重視します。検索されやすいキーワードとは異なり検索数も少ないのですが、商談につながりやすくなります。需要があるSEOキーワードでは下層ページを単独で作ったり、ユーザーが重視しているリフォームの特徴や箇所ごとにSEOキーワードを細分化させることで、施工事例のページを増やすことで集客数がアップするようにします。

Web分析に使えるツール8選

Webサイトの分析に使える主なツールとしては、次のようなものがあります。継続的な運用には可視化や改善が不可欠であることから、無料で使えるツールも紹介しているので、ご参考にしてください。

表示速度の分析ツール:PageSpeed Insights

Googleが提供しているPageSpeed Insightsはよく使われています。表示速度が速くなれば検索順位が上がるということではありませんが、ページの表示速度が遅くなれば検索エンジンの評価は下がります。

ページの速度と直帰率について、Googleは以下のような数値を発表しています。

■ページの読み込み速度が1秒→3秒になると、直帰率は32%増加する

■ページの読み込み速度が1秒→5秒になると、直帰率は90%増加する

■ページの読み込み速度が1秒→6秒になると、直帰率は106%増加する

■ページの読み込み速度が1秒→10秒になると、直帰率は123%増加する

Google/SOASTA Research

アクセス解析ツール:Googleアナリティクス

Webのパフォーマンスを上げるには、主要指標をモニタリングして改善のアクションに結びつけることが重要です。Webサイトによってどのような施策が有効なのかは異なるからです。緊急に対策をしければいけないことや効果が出そうな施策を明確にします。

特にECサイトなどでは、商品詳細ページへの到達率、カート投入率などの指標やどの商品がいくらでいくつ売れたのかというレポートの活用は欠かせません。

ユーザーの属性分析ツール:eMark+

Webサイトへの訪問者の属性を分析することができ、業績の良い会社や競合している会社の属性を調査することができます。メインとなるターゲットをずらしたり、適切なターゲットを検討する際にも参考にすることができます。

デジタルマーケティングツール:タグマネージャー

タグを使ったツールは数多く存在しますが、機能も豊富で無償で利用できるGoogleタグマネージャーが一般的です。JavaScriptを使って、Webサイト上の行動履歴の情報を取得することができます。Webサイトの構成を把握していないと適切なタグの実装ができないので、Webサイトの構成を把握していることが前提です。

入力フォーム分析ツール:ナビキャストフォームアシスト

入力フォーム専用の解析ツールでは、入力項目で入力にかかった時間や入力率、エラーなどを分析することができます。入力フォームを最適化すると問い合わせや売り上げに直結することが多いです。入力フォーム分析ツールは数多くありますが「ナビキャストフォームアシスト」や「Gyro-n EFO」などがよく使われています。

SEOの簡易分析ツール:ランキングチェッカー

WebサイトのURLとキーワードを入力するだけで検索結果の順位を調査します。自社のみではなく他社の順位も調査しながら検索結果で上位を維持できるように、潜在キーワード、顕在キーワードの順位をチェックします。

トレンドチェックツール:Google Trends

Googleが提供している検索エンジンのトレンドを把握するためのツールです。エリアごとに検索キーワードの比較をしたり、トレンドの変化や人気のあるキーワードをチェックすることができます。

マーケティングツール:ミエルカ

アクセス解析やSEO対策などの分析や改善提案を行なってくれるツールです。無料で試せるものもあるので、コンテンツマーケティングやSEO対策を強化したい場合にオススメしたいツールです。

不安があればWebサイト改善調査を

それぞれのケースによって詳細は異なります。なるべく早い段階で相談をしておきましょう。Webサイトの分析や改善のポイントを知らないということ自体がリスクにもなり得ます。

一度、現状の把握をするためにもWebサイト調査を検討してみてください。

感想や質問、相談などは、すべてに目を通していますので、お気軽にご相談ください。

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